川崎市第10回スマートライフスタイル大賞
優秀賞「学童保育教室における自給と再利用の取組」
2021年10月6日

 11月18日、表彰式が行われました。

 10月26日付で、川崎市より公式に報道発表が行われています。

 日頃より内藤アカデミーの教育活動にご理解ご協力を頂きまことにありがとうございます。
このたび、内藤アカデミー学童保育教室における菜園での活動や、ご家族にご協力を頂いた
「レシピコンテスト」などの取組が、川崎市より「第10回スマートライフスタイル大賞
優秀賞(最優秀賞に次ぐ次席)として表彰を受けることになりました。持続可能社会を
めざす活動が盛んになる中、内藤アカデミーも引き続き、環境保護活動、およびその教育に力を
入れていきたいと思います。今後ともご支援を頂ければ幸いでございます。
 同賞応募へのご推薦を頂きました、グリーンコンシューマーグループかわさき代表の
徳野千鶴子さま、同賞選考委員の皆さま、主催の川崎市、同環境局地球環境推進室の皆さま、
関係各位に心より御礼申し上げます。

 内藤アカデミーでは、学童保育教室の活動の一環として、堆肥の生成という
再利用活動を行い、学童菜園でその堆肥により野菜を栽培する自給活動を行っています。
これらの活動の目的は、生徒たちに「自分たちでできる環境保護」を意識させることです。

 学童保育教室の菜園では、子どもたち自身が野菜(キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、
大葉)の栽培(苗植え、水やり、草取り)を行っています。収穫した野菜は、「がんばり賞」と
して、子どもたちが順番に持ち帰っています。家族とともに工夫して野菜を料理し、
「我が家の味レシピコンテスト」を開催しています。これは一種の「自給生活体験」と言えます。

 菜園での肥料も、子どもたちとともに堆肥(コンポスト)を作り、それを用いています。
堆肥の原料としては、教室で飲料にしている麦茶の使用済みティーバッグと、燻炭、米ぬかを
用い、そこに生ごみを加えています。これは一種の「資源の循環・再利用の体験」と言えます。

 このような取組は、教室長がエチオピアでの青年海外協力隊の活動中に見た、十分な食も
ままならない貧困のありさまに対する、一見豊かだが無駄が多い日本の生活状況への憂慮に
基づいた、「もったいない活動」の実践なのです。

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